緊張からくる頭痛
緊張型頭痛は、無理な姿勢を長時間続けたときのような肉体的ストレスや、仕事上の悩みのような精神的ストレスによって起こる頭痛です。どの年齢層にもみられます。このタイプの頭痛は、午後になって疲れてくると痛みが強くなる傾向があります。
緊張型頭痛は、次のような特徴があります。
○頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛みが続く
「何かで頭をきつく締めつけられているような感じ」「頭に何か重いものをかぶせられているような感じ」「頭の上を押さえつけられているような感じ」などと表現されます。
○肩こりから頭痛へ広がっていく
筋肉の緊張を伴う頭痛では、最初は首や肩の「はり」や「こり」を感じることが多く、そのうち首の付け根のあたりが痛みだし、やがて頭の両脇や目の奥へと徐々に広がり、圧迫感や頭重感を覚えるようになります。
緊張型頭痛は、長時間におよぶデスクワークや車の運転などによる身体的ストレス、仕事上のトラブル、対人関係、不安といった精神的ストレスなどによって誘発されます。
特に「うつむき」や「前かがみ」といった無理な姿勢が続くと、首すじや肩、後頭部の筋肉が収縮し、「筋肉のこり」を招きます。その結果、硬くこった筋肉が神経を圧迫して、頭痛を引き起こすと考えられています。また、精神的ストレスも筋肉を収縮させることがわかっています。
頭痛の具体的な症状のまとめ:(以下のような症状がある場合は緊張からくる頭痛の可能性があります)
・後頭部から首筋にかけて、ジワーっと両側が痛む
・頭を鉄の輪でギリギリとしめつけられるような痛み、頭の上に重石が載ったような頭重感
・首や肩のこりをともなう
・いつとはなしに痛みが始まり、ダラダラと続く
・首を回すと、フワッと一瞬めまいがすることがある